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これは饅頭(マンドゥー)好きの仲間たちが野球等を通して、飛躍するお話。(TEAM小関野球倶楽部公式ブログ)


by banri31gogo
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岐路

仕事で人事異動について。1週間はそのことばかり考えていた。
この時期になると異動を真剣に考えなければならない。私は社会人2年目ということで異動対象者。異動が決まれば来期には初めての異動を経験することになる。異動すれば他の仕事をすることになり、新たな発見とともに自分を成長させてくれるだろう。そういった意味で生来、好奇心旺盛な私は色々な分野に興味があるため楽しみでもある。その半面で生来、小心者の私は異動先で人間関係がうまくいかなかったらどうしよう、自分に新しい業務が勤まるのだろうか、という不安もあるためもう一年残留するべきかと非常に悩む日々が続いていた。仮に異動するとしたら来年の異動先はもうわかっている。おそらく、あの場所だ。他の部署ならともかくあの場所だけは行きたくない、という思いは入ったときから思っていた。
ただし先月、あの場所で3日間、業務体験をさせていただき、とても充実した3日間の業務を行なわせていただいた。しかし、よく考えてみれば、隣でお世話になったお茶目な面倒見のいい先輩女性職員(以後、先輩Hさん)と出張(出張が毎日というのがこの係の業務)に出かけたことにより彼女に対してデレデレしてしまったことが3日間を充実させていたことに他ならないということを気付いていたが異動届を記入している時に再確認した。業務体験後に仕事場に帰ってきても業務体験はどうだったと問われれば、素晴らしい先輩Hさんがいて楽しかった、と言うなど業務体験を語る上で彼女の名前を常に出し、業務よりも彼女を大絶賛していた。同僚からは「君はすっかりデレになってしまったね」と言われ呆れられる始末。その彼女と一緒に働けるならあの場所へ異動してもよい、と不純な動機で異動することに心を決め、一緒に働いたらとりあえず出張した帰りには六本木ヒルズ、品川の駅ナカなどでお茶をするという妄想を広げていた矢先に彼女の翌年の異動が確定したことを知った。ただ、彼女にとってはこの事は昇進なのでお目出度いことではあるのだが自分にとっては・・・

夢破れたと感じた私は業務を終えた後、悲しく築地へと足を運び、日頃の愚痴をこぼしながら酒を飲む・・・
ちょうどその頃の某所、彼女はきっと上司や同僚から祝ってもらっていたに違いない。

ちなみに異動は一応、異動する方向で提出。ただ、上記のようなくだらない理由であまり異動する気が起こらなくなったのも事実。業務体験の時はお世話になりました、そして来期の異動が決まっておめでとうございます、と彼女に遭ったときに茶菓子でも渡して涙をこらえながら声をかけようと思っています。
by banri31gogo | 2007-11-18 00:10 | 仕事